わが畏友sigesige氏の活躍

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ときどき日記
日本共産党の東つよしがときどき書いている日記です。

2008年12月05日
中国地方で駅頭宣伝


この記事へのコメント
共産党は何故、労働時間の半減、無料の衣食住、軍事費の全廃といった革命的政策を掲げないのでしょうか。共産党の掲げる政策はあまりにも穏健すぎて投票する気が起きません。
Posted by Sigesige at 2008年12月05日 22:12



いま直面している矛盾は、まさに資本主義そのものではないですか。資本主義が1929年以来の危機に陥り、社会主義革命の情勢が到来しつつあるんですよ。「長時間労働をただす」などといいますが、では具体的に何時間なのですか。今日の発達し社会化された(あなたは「生産手段の社会化」の意味を間違っています)生産手段を持ってすれば、労働時間の半減など容易ではありませんか。なぜ労働時間の半減、いや4分の1への減少を要求しないのか。
また今日の発達した生産手段をもってすれば、すべての人に無料の衣食住を保障することは容易ではありませんか。もちろんこれは資本主義の廃止を意味します。
軍事費は資本主義社会の最大の浪費です。これを全廃すれば、社会保障の財源など心配することもなくなるではありませんか。なぜこれを政策要求しないのか。これらの政策を掲げれば共産党は大躍進するでしょう。
Posted by Sigesige at 2008年12月11日 19:03



無料の衣食住は全員に希望に応じて供給されます。これに対するよくある反論は、「欲求は無限だから、いくら生産しても追い付かなくなる」というものです。それに対する反論は簡単です。よく例に出されますが、喫茶店では砂糖が無料で置いてあるのに無限に砂糖をコーヒーに入れる人はいない、ということです。人間は必要が満たされているときには、不要な消費をしないものなのです。

この種の例はいくらでも挙げることができます。公立図書館では無料で本を借りることができますが、だからと言って自分が読まない本を借りる人はいません。水道が無料あるいは固定料金だからといって、水を無制限に消費する人はいないでしょう。高速道路を除く道路についても同様です。道路交通が無料だからと言って、無限に道路を走行しようとする人はいないでしょう。バス料金が固定制だからと言って、目的地より先に行こうとする人はいません。もし鉄道料金が無料となっても、一部のマニアを除いて不要に鉄道に乗ろうとしようとはしないでしょう。街頭で配布される無料新聞を2部以上受け取ろうとする人もいません。大金持ちは、不要な部屋がたくさんある古城よりも快適な都心のマンションに住みたがります。個々人は、資本主義の商業主義によって駆り立てられていなければ、不要な消費をしないものなのです。

今日の資本主義社会における壮大なムダ遣いは、商業宣伝による洗脳から生じています。朝から晩まで垂れ流されるTVCMといったものがなくなれば、人々は浪費をしなくなるでしょう。共産主義社会は「少欲知足」を実現するでしょう。

>そもそも「無料の衣食住」が実現した社会が存在したのか、働かずに「無料の衣食住」が手に入る社会なのかそれとも労働を強制された後なのか。
旧ソ連の崩壊を意識した回答をお願いします。

過渡期社会では、労働は義務です。しかし資本主義社会よりずっと短い労働時間で済むでしょう。また科学技術の発展は、人間労働を限りなく削減するでしょう。貨幣や市場は残存しますが、死滅へ向っていくでしょう。

生産手段を管理するのは労働者評議会による民主的に決定された計画です。この管理はコンピュータの発達によって非常に容易になっています。

共産主義社会では、労働は学び・遊びと結びついたものとなり、人間の本源的欲求の一つとなります。人々は誰にも強制されずに自分に合った仕事をするでしょう。貨幣は歴史博物館に展示されるでしょう。
Posted by Sigesige at 2008年12月21日 22:44


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