one night loverについて

この詩は「男が暗い夜の川に何かを投げる」という一つのイメージから
逆算して生み出されたものである。

「彼は何者でなぜそんなことをしたのか」

しかし結果として「Love is everything 」のカウンターパートになったということも
おれにとっては興味深いものがある。

光と影、朝と夜、
片や「かの輝かしき日」の後に人類に何が起きるかの予告であり、
一方は我々が生きる資本主義体制の現状、
性愛も資本の神にぬかづくことなしには形をとりえないという悲劇である。